ブラック企業という言葉がすっかり一般化しましたが、飲食、IT、アニメはよくブラックな業界だといわれます。

若いアニメーターさんの待遇はめちゃくちゃキツイなんて話はよくニュース記事になってますし、ネットでも話題になってます。

なぜ若いアニメーターの賃金は安い上に、労働時間が長いのか。

今日は原因を考えてみたいと思います。

一つは若さゆえに技術が低く、替えが効かない人材ではないからだと思います。

アニメーターさんはだいたい動画マン→原画マン→作画監督→キャラクターデザインという感じのキャリアを積んでいくそうなのですが、若い人たちは動画から担当していくことが普通です。

動画というのは原画と原画の間をつなぐコマを描く仕事ですね。

つなぎなので、基本は原画マンが書いた絵に合わせて少しづつ絵を動かすのが仕事です。

自分の絵で描くというよりも、原画マンの絵にスムーズに合わせていくことに時間を持っていかれるわけです。

これは絵を学んだ人ならばこなせる作業ですが、時間がかかるのとスキルがそこまで必要ないのです。

さらに動画のお仕事は1枚いくらの世界です。

そうなるとどうしても作業が早い人が優遇されることになり、普通の人はお金を稼ぐことができません。

結局安い収入で働く事になってしまうのです。

ここでアニメのキャプチャ画像をいくつか見てみましょう。
http://animeranking.net/

ここに載っているような綺麗な画像は大体原画マンが書いているカットになります。

コレくらい巧い絵がかけるようになるとなんとか食べていけるようになるようですね。

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